〜第2章〜 2.足跡をたどって
神の存在をすぐそばに感じながら、ついに高千穂峡へとたどり着きました。
高千穂峡は7キロ以上続いており、その7キロの間の様々なお話がありました。
その1.槍飛
写真にもある通り槍飛とは、追い込まれた兵士が槍を使って向こう岸まで渡った事が由来になっています。
敵から逃れ逃げたものの、結局は転げて渓谷へと落ちていく…
その光景を見た者は、笑い転げる者も、慈悲深い顔で見続ける者もいたのでは無いでしょうか?
なんとも悲しいお話です。
その2.仙人の屏風岩
溶岩が冷え固まり、屏風状に成ったことから名前は付けられたそうです。
この屏風岩の写真、太陽の光がいい感じに入って、神様が写り込んだような一枚になりました。
これはお気に入りの一枚ですね。はい、第2章のおまけ確定!
その3.鬼八の力石
これは遡ること神武天皇の時代。名前の由来は大和へと行く時にここら周辺で悪さをしていた「鬼八」を退治した時の話です。
神武天皇の兄、三毛入野命に鬼八が力自慢をするため、投げつけた岩が写真にある、祭られている岩です。
三毛入野命は鬼八を退治することによって、この地を治めたそうです。
高千穂峡を歩いていると様々な時代の様々なお話がしっかりと残っていました。
神以外にも関わりが深い、高千穂峡でした。
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